2008年04月16日

中性脂肪と動脈硬化・高脂血症・糖尿病・肥満症

中性脂肪の増えすぎは健康によくない、ということを耳にします。
中性脂肪は体温を一定にしたり、内臓を外部の衝撃から守る働き、体を動かすエネルギーなどとして働きます。しかし、その一方で増えすぎた中性脂肪は、主に皮下脂肪となり肥満の原因になります。
そしてさらに、内臓に沈着したものは臓器障害の原因となります。

中性脂肪が少々高くなったくらいでは、体にすぐに悪影響が出るということはありませんが、その状態が続くと、様々な病気、具体的には動脈硬化、高脂血症、糖尿病、肥満症などの原因となります。

動脈硬化とは、動脈壁の狭い範囲で肥厚増殖が起き、そこに脂質、カルシウム塩が沈着してしまい、血管壁の弾性線維を破壊し血管の弾力性が失われた状態をいいます。

高脂血症とは、血液中の脂質値が必要量より異常に多い状態のことで、血中脂質の高い状態の継続は、狭心症、心筋梗塞など心臓病の原因となります。

糖尿病とは、ブドウ糖が血液中に増え過ぎ、糖が尿の中に溢れてきた状態をいいます。高血糖の持続が急性、または、慢性の合併症を発症させ日常的な生活に様々な障害をきたします。

肥満症とは、脂肪組織の過剰蓄積の状態をいいます。さらに、肥満度を評価するための体格指数(=体重[kg]÷身長[m] ÷身長[m]。22 が成人の標準。)25を超えて来ると、合併症の発症頻度も高くなってきます。

中性脂肪が多過ぎるのも、生活習慣病のひとつということが分かりましたが、それが原因で様々な病気も発症します。
また、上述した病気の他にも、肝臓が解毒作用、代謝を行えなくなる脂肪肝、血液中の中性脂肪、コレステロールの過剰蓄積から血液が流れにくくなるため起きる、高血圧症なども起こりやすくなってきます。

健康のために中性脂肪値を下げたい場合、やはり食生活の改善と適度な運動です。
また中性脂肪値があまりにも高い場合などは、医師の診断を受けることも考えた方がよいでしょう。